くらべればやっぱり「ガス」!

ガスと電気をくらべてみると


1.ガスコンロ VS IHクッキングヒーター


  ●IHクッキングヒーターの構造と電磁波について
  ●IHクッキングヒーターは「火」を使わないから安全?
  ●ガスコンロとIHクッキングヒーターの使いやすさを比較
  ●ガスコンロとIHクッキングヒーターの美味しさを比較≪ステーキを焼く/野菜を炒める/煮物を作る≫

 

▲ガスビルトインコンロ


▲IHクッキングヒーター

 

 

2.温暖化防止には、まず「節電」を

 

 地球温暖化の原因となる温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)。CO2は日常生活のさまざまな場面で排出されますが、 家庭からのCO2排出原因の1位は、なんと「電気」。2位は「自家用車」で、この2つで排出量全体の7割以上を占めます。自家用車は「排気ガス」が主な原因ですが、電気は「発電」の過程で大量のCO2を排出します。電気は、消費する段階ではCO2がほとんど発生しないためクリーンと思われがちですが、実は電気を使えば使うほどCO2が発生しています。ということは、CO2の削減には「節電」が最も効果的なのです。


3.火力発電所の発電効率は37%程度

 

 電気を作っているのは、原子力、火力、水力などの大規模な発電所です。発電所で発電された電気は、送電線で工場やビル、私たちの家庭へと送られています。

 現在、昼間に使用される電力のうち過半数は火力発電によるものといわれています。しかし、火力発電所では、石油・石炭・天然ガスなどを燃焼させることで電力を得ており、そのために大量のCO2が排出されているのも事実です。そのうえ、火力発電所における発電効率は41%程度しかありません。残りの約59%は排熱として捨てられ、また、送電の際に4%前後のロスが生じています。
 結局、火力発電所による発電効率は37%程度であるのが現状なのです。

 

 

出典:温室効果ガスインベントリオフィス


4.マイホーム発電なら、排熱利用で総合効率約85%

 

 「エコウィル」は、ガスエンジンで発電しながら、その排熱を利用して給湯や暖房を行う家庭用コージェネレーションシステムです。ご家庭で電気とお湯を同時に作るので、総合効率は約85%と高く、排熱を利用できない火力発電所の電力供給と比べて約2倍のエネルギー効率を実現。CO2排出量も約3割削減します。これは、1台あたり1年間の使用で、樹齢50年のスギ約76本を植林するのと同程度の効果があります。また、電気料金も大幅に削減し、クリーンなだけでなく大変経済的なシステムです。