交流の広場

野鳥の里「春夏秋冬」

第41話 幸せを呼ぶ青い鳥「ルリビタキ」

≪ルリビタキの特性≫
分 類
 スズメ目・ツグミ科
全 長
 約14p (スズメと同程度)
特 徴
 @オスの成鳥は頭部から背中に
  かけて青い羽で覆われる。
  オスの幼鳥とメスは地味な緑褐
  色で良く似ている。
 A「ヒュルヒュル ルリリッ」と鳴く。
  「ルリビタキだよっ!」と聞きなし
  される。
生息地
 夏は山地、冬は低地・市街地
採 餌
 木の実、果実、昆虫類など雑食性

さえずりを聞いてみる♪ さえずりを聞いて見る♪

※再生には「Windows Media Player」が必要です。
 薄暗い森の中、日の光を浴びて鮮やかな青みを帯びた瑠璃色に輝く「ルリビタキ」。同じく美しい鳥の代表であるオオルリ、コルリとともに「瑠璃三鳥」に数えられます。ルリビタキはアジア北部とヒマラヤ山脈に分布し、国内では春から夏にかけて北海道や本州、四国の山地で繁殖し、冬期は低地に移動。市街地でも見られます。

 ルリビタキは群れを作らず単独で生活しますが、繁殖期には番(つがい)で縄張りを形成します。地上に枯葉や苔などでお椀型の巣を作り、1回に3〜6個の卵を産みます。雛は孵化してから約15日で巣立ちますが、美しいブルーに変わるのは長生きしたオスだけで、生後2〜3年の年月がかかります。

 ノーベル文学賞を受賞したベルギーの劇作家メーテルリンク(1862〜1949)作の童話劇『青い鳥』では、チルチルとミチルの兄妹が夢の中で「幸せの青い鳥」を探しに行きます。この青い鳥のモデルは「ハト」と考えられていますが、ルリビタキも「幸せを呼ぶ青い鳥」としてバードウォッチャーの間で人気があります。


 ▲ルリビタキ(メス)
▲ルリビタキ(オス)

              写真提供 : 共に(財)日本野鳥の会 岩崎 和男 様