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弊社技術研究室「技術大賞」・「技術賞」をダブル受賞

 

平成20年 6月12日
                              武陽ガス株式会社

 

 去る6月12日木に開催された(社)日本ガス協会第56回通常総会式典にて、弊社技術研究室が「技術大賞」ならびに「技術賞」を各部門で受賞しました。これらの賞は、都市ガス業界では最高の技術的な権威であり、「ガスに関する新しい技術を開発し、我が国のガス事業に多大な貢献をした事業者」へ授与されるもので、「技術大賞」は初めて、「技術賞」は通算20回目の受賞となりました。
 「技術大賞」に選ばれた「PA‐13・12A高カロリー移動式ガス発生設備の開発」は、すでに平成12年に「技術賞」を受賞しておりますが、平成16年10月に発生した新潟県中越地震後の都市ガス復旧作業の際、当設備を病院や福祉施設、学校等に設置することで、早期にガス供給を再開することができました。これを機に、大規模地震の発生後、ガス供給を早期に回復するための打開策として当設備の有効性が改めて認識されての受賞となりました。

 また、「技術賞」を受賞した「トランジションクランプ」は、ガス導管接合時の新しい技術で、従来の技術に比べ、耐震性ならびに耐食性が向上し、安定供給の確保において顕著な功績が認められての受賞となりました。

    ▲「技術大賞」と「技術省」の賞状とメダル   

    ▲新潟県中越沖地震後、ガス復旧のため柏崎市
     内の病院に設置された「移動式ガス発生設備」