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弊社技術研究室開発の
「移動式ガス発生設備」が被災地にて一役

平成23年 7月20日
武陽ガス株式会社

 

 この度の東日本大震災の被災地にて、弊社技術研究室開発の「移動式ガス発生設備」が多数導入され、 都市ガスの臨時供給が行われました。 当設備は、プロパンガスと空気を混合して都市ガスと同じ燃焼性のガスを製造する移動可能な装置です。

都市ガスの供給が停止されている地域にて早期にガス供給を再開できる手段としてその有効性が認められ、 平成7年の阪神大震災の際、ガス事業法の改正により災害復旧のための利用が可能となりました。


 当設備は、病院や福祉施設、学校など重要施設から優先的に設置しますが、 この度設置された病院では手術や入浴が可能になるなどの成果をあげ、 また当設備による大規模な導管供給も初めて行われました。 現在、当設備は大手ガス事業者をはじめとする240社が利用しております。


 さらに先月17日には、開発者である弊社技術研究室長の秋山惠男が福生市からの推薦を受け、 本年度の文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞しました。

    ▲移動式ガス発生設備(4立方メートルタイプ)

      小型・軽量なので1人でも設置可能

    ▲福生市長より賞状と盾が授与されました